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Q&A|高坂・東松山|ピオニー歯科医院

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Q&A

Q.
子どもの虫歯の原因は?

赤ちゃんのお口の中には、実は虫歯菌はいません。ほとんどの場合、お母さんをはじめとした周りの大人から感染してしまうのです。感染経路はさまざまですが、ミルクの温度を確かめるために哺乳瓶に口をつけたり、赤ちゃんにキスをしたり、同じお箸やスプーンを使ったりすることでも感染してしまいます。

Q.
乳歯が虫歯になりやすいのはなぜ?

歯の表面には「エナメル質」という層があり、虫歯菌が出す酸から歯を守っています。しかし、乳歯のエナメル質は永久歯の半分ほどの厚さしかありません。また、エナメル質の内部にある「象牙質」も半分ほどしかないため、虫歯になりやすく進行も早いのです。

Q.
歯並びが悪くなる原因には、どんなものがありますか?

お子様が無意識に行っている癖が、歯並びに悪影響を及ぼしていることがよくあります。もし以下のような癖があるときは、早めにやめさせてあげましょう。

  • 指しゃぶり:指を吸うときの力が負担となり、出っ歯や受け口になる可能性があります。
  • 爪や唇を噛む:指しゃぶりのように、歯ぐきや顎関節の負担となることが考えられます。
  • 歯ぎしり・噛み締め:顎の関節に強い力がかかり、顎関節症の原因にもなります。
  • 食事の際、よく噛まない:しっかり噛まないと消化に悪いだけでなく、顎や歯の成長を遅らせることがあります。
Q.
子どもを虫歯にさせないためには、どんな工夫が必要ですか?

虫歯予防の基本は、やはり「正しい歯みがき」です。歯みがきの仕方によって虫歯になるリスクは大きく変わってきますので、まずは歯科医院で正しい歯みがき方法のレクチャーを受けることをおすすめします。

また、虫歯になりにくい食習慣を身につけることも大切です。虫歯の原因になりやすい甘いおやつやジュースは控えめにするほか、しっかり噛んで食べるクセをつけさせることで、殺菌作用のある唾液の分泌が促されます。またキシリトール入りのガムやチョコレートは虫歯予防に役立つので、ぜひ活用してみてください。

Q.
子どもはいつから歯医者に通わせればいいの?

1歳6ヶ月くらいから3歳にかけて、上下の前歯12本、奥歯4本の乳歯が生えてきますが、この時期から虫歯になりやすくなります。当院では、1歳6ヶ月くらいからお子様の診察をいたします。お口の状態を確認し、適切なケア方法について具体的にお伝えしています。お子様の場合は、すぐに治療には入らず様子を見ながら必要な処置をおこないますので、まずはお気軽にご相談ください。

また、1歳6ヶ月に入る前であっても、気になることがありましたらご相談ください。

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